多言語サイトのフォントデザイン

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多言語サイトのフォントデザイン

国ごとにウェブデザインの流行り廃り、好みは本当にそれぞれですが、多言語化サイトの制作ということはそれらをある程度統一して、一点を定めるということ。国によるウェブデザインの差異は一体どこから始まるのかと考えれば、突き詰めていけば『文字の違い』に端を発する部分が大きいのではないかと考えてしまいます。

フォントの大きさの問題

英語圏では一般に、10ピクセル~12ピクセルがフォントサイズの標準とされており、読みやすい適切なサイズであるといえます。日本語では13~14ピクセルの間が標準であり、Googleのフォントサイズ(14ピクセル)に合わせるように、一般に14ピクセルが最適とされています(このホームページでも標準の文字サイズを14ピクセルとしています)。また、中国語圏のホームページではバラバラで、11~14ピクセルまで様々です。

これらを統一するためには、システム上で言語ごとに文字サイズを設定、もしくはユーザー毎に調整できるようにする必要がありますが、中々高度な技術を要する部分です。この1ピクセルの違いは、一見小さい問題ですが非常に非常に重要で、サイト全体のイメージを大きく左右する部分です。

フォントの種類の問題

一文字を見て理解できてしまう漢字(表意文字)と、複数の文字を見て始めて意味を取るアルファベット(表音文字)。ウェブデザインにおいて文字(フォント)に端を発する問題は山のように出て来ます。

当サイトではメイリオ(Meiryo)系列のフォントを使用していますが、英語サイトに切り替わってもメイリオだとなんとなくしっくりきません。中国語圏では全てのデバイスに標準対応しているフォントの種類が非常に少なく、実質明朝系かゴシック系の2種類しかないように感じます。

ホームページ制作において、フォントに特にこだわりたい際はフォント制作やウェブフォントの制定に大きく時間を割く場合がありますが、ユーザーのほとんどが中国語圏、もしくは日本語圏である場合はそうはいかないでしょう。時間の使い方に関して大きく変更を余儀なくされる部分です。

文字の並び方の問題

中国語のホームページを制作する際に、特に気をつけたいことの一つが文字の並び方。アルファベットと異なり、基本的に「等幅フォント」である中国語でホームページ制作を行う際、漢詩同様に文字数に気を使う部分があります。「4文字」「5文字」「6文字」「3文字」ではバラバラで、見れば見るほど見難いデザインです。常に目につくトップメニューの部分などは特に気をつけたい部分で、「回去首頁」「檔案下載」「資料分享」「留言請進」など全て4文字で統一できればある程度調和を保てますが、中々そうはいかず、4・4・6・6・8・8などとせざるを得ない場合も多くあります。

美しさを機能性に優先させたいと考える際は、ある程度文字数で収まるメニュー文言の制定から考え始める必要が出て来ます。言語ごとにメニュー構造を変更させることは容易ですが、深入りすればサイト構造全体から考え始めなければならない部分でもあります。

2017-02-21T15:45:23+00:00 2015.09.28|Tags: |

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