多言語サイトを制作する際のレイアウトデザインについて考える

>多言語サイトを制作する際のレイアウトデザインについて考える

多言語サイトを制作する際のレイアウトデザインについて考える

多言語サイトを制作する際、強く意識しなければならないことの一つがデザインです。

日本には日本的なウェブデザインの文化があり、中国には中国の、台湾には台湾の、欧米には(ひとくくりにもできませんが)欧米のウェブデザイン文化があります。アジアは特に国ごとの考え方にばらつきが大きく、マーケティング対象の国を事前に絞ることが必要不可欠となります。

多言語サイトというのは、基本的に2つのホームページを同時に持つことではなく、1つのホームページにおいて2つ以上の言語を切り替えて表示することができるホームページを指します。これはどういうことかと言えば、デザインは1つであり、変更可能なのは基本的に文字や画像のみであり、レイアウトに関しては(工数を特別に増やさない限り)1つであるということです。

layout

レイアウトの問題

たとえば、このような日本語のホームページのレイアウトであるとして、新たに英語、中国語を加えて多言語化を試みるとします。そこではまず、文化の違いからデザイン上で様々な問題が発生します。

欧米県のデザイントレンド

まず、欧米圏の方は基本的にそこまでウェブデザインを気にしない方が多いですが、サイトやビジネスの趣旨上、洗練されたデザインを求める場合、左側の”SUB MENU”のようなサイドバーはあまり好まれない場合があります。近年のトレンドとして、ワンページ型(サイドバーのない、上下のメニューのみのデザイン)が好まれるからです。SEOや利便性を抜きにして、スッキリしたモダンなデザインが求められる場合は、サイドバーはない方がいいでしょう。

中国語圏のデザイントレンド

hongkong

逆に中国語圏のホームページの場合、スッキリしすぎていることは少し問題となる場合があります。ウェブデザイン後進国と言っては失礼ですが、ある程度ゴチャゴチャしていて賑やかなホームページほど「中身がある」として好まれる傾向があります。「見た目の量」の多いホームページほど好まれるためです。表面上のコンテンツ量を考える際に、どのような基準に合わせるかをそこで考える必要があります。

このように、文字や画像の量的な話においてもスッキリ派の欧米と、香港の目抜き通りのように「中身をとにかく詰めたい」中華圏的なウェブデザインで分かれてしまうのです。

その他の国のデザイン事情

インドネシア語やベトナム語への翻訳を考える場合、ベトナムならまだよいですがインドネシアなどのIT後進国(PCの普及率などの意味で)の方の水準にも合わせる、ユニバーサルデザインにしていく必要があります。我々からすれば、経験上から「ここにマウスを持っていけばメニューがふっと現れる」などの常識を共有している場合でも、もしかすると慣れていない人からすればディスプレイを指で強く押してしまうかもしれません。近年インターネットが解禁されたばかりのミャンマーなどをもターゲットにした場合、なおさら注意が必要でしょう。ホームページは本と異なり、操作方法が直感的ではく遥かに幅広いため、ターゲットとなる国々の文化に合わせた、「シンプル」なデザインを考えることが必要となってきます。

2017-02-21T15:45:23+00:00 2015.09.28|Tags: |

About the Author:

弊社は台湾を拠点として、中国(北京、上海、広州、深セン)、香港、韓国などアジア各国のWEB関連会社と幅広いネットワークを形成するWeb制作会社です。高度なWEB技術と翻訳力をベースにWordPressなどのCMSを中心としたHP(ホームページ)作成やSEO、リスティング広告などWEB関連業務を幅広く請け負っています。